メンズのビジネスカジュアル、服装の定義とは?の記事で仕事の服装がスーツからビジネスカジュアルへと変化したきっかけのひとつ、省エネの広まりをあげました。

仕事の服はスーツ。この定番が崩れたのです。

 

スーツなら安心だった仕事の場面で違う服を着ることは勇気のいることです。

前例のないものを定着化させるまでには時間がかかります。

 

「スーツじゃなくても本当に大丈夫なの?」

 

心配ごとのひとつはこれです。

スーツじゃなくても本当に大丈夫なの?

そして、スーツではないビジネスカジュアルっていつ着ればいいか?

 

上司が着ていない服装をすることに抵抗を覚える人は少なくありません。

スーツではない何か、ビジネスカジュアルってスーツとどう使い分けたらいいの?

そんな悩みが出てきます。

 

スーツとビジネスカジュアル(ビジカジ)は必ずしもイコールではありません。

悩みの原因のひとつがスーツの代替えがビジカジではないことです。

スーツからビジカジ需要が増えてスーツのあり方は変わってきました。

しかし、スーツが消えたわけでもありません。

場合によって使い分ける、スーツとビジカジの差別化を理解することが着回しのヒントになります。

 

スーツとビジネスカジュアルの使い分け

 

項目 スーツ ビジネスカジュアル
①自社のオフィスへ出社するとき
②取引先へ出向くとき △(×)
③暑い季節の通勤のとき ×(△)
④リクルート活動のとき

 

いくつかの項目に分けて表にしてみました。

 

1.自社のオフィスへ出社するとき

通勤時の服装について、現在ではかなり選択肢が広がりました。

自分の勤務するオフィスならスーツという決まりが減ってきました。

置きジャケ族なんていう言葉も出てきました。意味はジャケットをオフィスに置いて帰るということです。

通勤時にジャケット着用が義務付けられていないから必要な時にだけジャケットを着るんですね。

 

2.取引先へ出向くとき

これは難しいところです。

先方に会うときにスーツでないと失礼にあたるとされる場面は多々やはりあるようです。

ビジカジが一般的になってきてはいますが、業種によってはスーツ(ネクタイ着用)が必須です。

私が承ったお客様のなかで服装に厳しいと感じたのが銀行・金融系のお仕事の方です。

殆どの方はネクタイは必ず着用するとおっしゃっていました。

 

3.暑い季節の通勤のとき

2のスーツが当たり前の業種は夏場はどうするのか?という問題にぶつかります。

ここ数年、夏は銀行の窓口に行くと全員アロハを着ている。そんな場面も目にするようになりました。

省エネの話でも触れましたが、夏は空調温度を28℃前後が当たり前になってきています。

その環境の中で長袖・ネクタイ・スーツは暑苦しいというのが現在の社会の常識になりつつあるように思えます。

そこで会社が省エネを実践するために勤務時の服装を統一するようになったのではないでしょうか。

きちっとした印象を残しつつ、時代に合ったものに変えている。

ビジネスマンの服装の変化は時代の流れの現れでもあるのです。

 

4.リクルート活動のとき

リクルート(就職活動)の時の服装も変化が出てきています。

業種にもよりますがスーツ着用が必須でない会社も増えつつあります。

とは言え、スーツを着ていた方が安心な場面はまだまだ多いと感じています。

服装で落とされたくないと思う学生さんはたくさんいらっしゃいます。

たとえ就活にスーツでなくていいとしても、社会人になるなら1着はスーツを持っていた方がいいとお話はします。

スーツがないと困る場面は必ず出てきます。

服装が変われば心も変わる。スーツを着ると気持ちがシャキッと切り替わります。

ビジカジスタイルが出てきたからこそ、改めて気が付くスーツの良さです。

スーツが着こなせるからこそ、ビジカジの服装も決まるのではないでしょうか。

 

 

きちっとした服装はやはりスーツです。

 

長年培ってきた常識は簡単にはくずれません。

きちっと見せたいときはスーツ、すこし崩した服装がビジカジ。

今のところスーツとビジカジはこのように差別化されているのではないでしょうか。

 

分かりやすいフォーマルなビジカジスタイルとして、結婚式の2次会の服装があげられます。

ネクタイはしないけどちょっと華やか、でもかたくなり過ぎない。

親族の結婚式はスーツもしくは礼服が基本です。

しかし、ガーデンパーティーの場合ビジカジスタイルに近い服装で出席される方も増えつつあります。

いくつか例を出しましたが、スーツ・ビジカジを用途によって上手に使い分けること。

繰り返しになりますがこれで着回しの幅がぐっと広がります。

購入したスーツ・ジャケット・シャツなど、どの場面で着るのか?

また持っているどの服と合わせて使うのか?

シャツの場合はスーツでもビジカジでも使えるものもたくさんあります。

ビジカジの普及で洋服の量や費用が増えたと思う方は多いと思います。

しかしスーツとビジカジの着用目的を差別化すれば必要な枚数、どちらにも使えるものがおのずと絞られてきます。

そうすると無駄に増やす必要はないですし、着まわす幅が広がることで日々の服装の変化を楽しむことができるのではないでしょうか?

めんどくさいと思わずに変化を楽しむこと。

ファッションが心を豊かにするのはこんな些細なところから始まります。

 

 

ビジネスマンに向けた服装のアドバイス、お買い物同行サービス、パーソナルスタイリストをおこなっております。

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